コロナ自粛後初 リアルワークショップ開催 感染拡大防止対策は?
2020/07/26
こんにちは風船使いたけむぅ~です。
7月25日(土)に、地元尼崎でコロナ自粛後初となるワークショップイベントを開催させていただきましたのでご紹介いたします。
目次
- ○ コロナ自粛後初となるバルーンアートイベントを地元で開催
- ・初めての試みに”OK”をもらうために
- ・待っているだけではだめ
- ・ワークショップでの工夫
- ・それでも受けたい!と思ってもらうために
- ・グリーティングでの工夫
- ・これで感染者がでるなら防止は無理
- ・正しく恐れ、できる方法を考える
- ・子どもたちの笑顔にあえてよかった
- ○ さいごに
コロナ自粛後初となるバルーンアートイベントを地元で開催
今回、7月25日にティーズ・アミューズファクトリーの所在地である尼崎市で、バルーンアートのワークショップとグリーティングを行いました。実施した場所は、”バルーンアートのアマビエ”を奉納した来恋夢神社の横のフリースペース。この日、この場所ではスタンプラリーの景品交換会が行われており同時開催ということになりました。今回は、”コロナ自粛後初”となるこのイベントを実施するまでの道のりや当日の工夫をご紹介していきたいと思います。
初めての試みに”OK”をもらうために
今回、三和本通商店街では、プロのバルーンアーティストを呼んでイベントを実施すること自体が”初めての試み”でした。ルーンアートでどんなことができるのか?ヒトモノカネがどのくらい必要なのか?どんな効果があるのか?など、皆さん全く分からない状態からのスタートです。そこに加えて新型コロナ感染症対策と実施までにはとてもたくさんのハードルがありました。
商店街の担当者の方2名と、2度ほど打ち合わせを行い色々とご意見を聞きながらどのように実施するべきかを決めました。新型コロナ対策については、このような小さなイベントにおけるガイドラインのようなものはありませんので、基本的には”新しい生活様式”に添った形で運営方法を検討し、実際に設置して資料としてまとめたものを提出して会議で承認していただくなども行いました。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_newlifestyle.html
待っているだけではだめ
新型コロナウイルスの問題は、皆さん既にご存知の通りすぐに解決するものではありません。
”とりあえず今凌いでしばらくしたらなんとかなるというものではない”ので、長期的に対策していかなければならず、しかも、状況は常に変化しているやっかいな代物です。
十分に感染防止対策を行いながらイベントを運営し、その中でどうお客様にストレスなく楽しんでもらえるようにするのかということを考えていかなければなりません。それはもう”まったくの1から企画を立ち上げるのと同じ”ようなことです。
誰もやったことが無いことをやろうとするには仕事の依頼を待っているだけではダメなんです。
ワークショップでの工夫
今回、三和本通商店街では”ワークショップをやって欲しい”という強いご要望がありましたので下記のような対策を行ってワークショップの実施をいたしました。
(1)要予約制(連絡先の取得)
(2)体調不良の方は参加自粛、当日はマスクを着用して参加していただくよう呼びかける。
(3)受付での手指のアルコール消毒
(4)従来の定員数の半分で実施
(5)ソーシャルディスタンスを意識した席の配置
(6)消毒済みポンプの使用、風船や道具の共有禁止
(7)大声を出しすぎないように呼びかけ(講師はマイク使用)
(8)講師は表情が分かりやすいようにマウスシールドを使用。
(9)手を取って教える場合はアルコール消毒後に行う。
上記のような様々な対策を行いました。
それでも受けたい!と思ってもらうために
そして何よりも大切だったのは、色々とお願いが多い中で”それでも参加したい!”と思える魅力的な作品を作って頂くこと。
三和本通商店街はバルーンアートを実施することがこれまでにありませんでしたので、バルーンアート未経験者の方やお子様でも、大きくてかわいい作品が作れるワークショップを開催することが今回の目標でした。
そして、今回ワークショップ参加者のほとんどが”バルーンアート未経験者”だったので大成功だったなと思いました。
グリーティングでの工夫
グリーティングにおいては、手作りの透明カーテンをブースに設置し、私はフェイスシールドを付けてコミュニケーションをとりながらリクエストに応じた作品を作らせて頂きました。並びすぎないように提供時間の短い作品を作りながら、なるべく感覚を空けて並んでいただくようにご案内いたしました。アルコール消毒後に風船を触ると、てのひらの水分や脂分が失われているせいかとてつもなく捻りにくかったです。風船は色ごとに全て子どもが触れないようにジップロックで小分けしたものを使用し、口でふくらまさずにポンプを使用して膨らませました。
ブースの前では、タコの装飾物で記念撮影をするなどしてお待ちいただく方も多くみられ、マスクで表情が見えないながらも笑い声の絶えない空間になりましたよ♪
これで感染者がでるなら防止は無理
目に見えないので100%大丈夫かといわれたら不安も残りますが、この会場は開けた空間になっていますので換気はされていますし、あまり心配はないと思っています。ここまでやってもし感染者がでたのならもはや感染拡大防止は無理なのではないかと思います。そのくらい何度も何度も思考を巡らせ、当日も気を配りながら実施させていただきました。万が一にも感染者がでないことを心から願っています。
正しく恐れ、できる方法を考える
新型コロナに関してはいろんな意見がありますが、大切なのは「正しく恐れる」ということだと考えています。
なんでもかんでも自粛してしまえば経済が止まってしまってウイルスよりも大きな被害が出る可能性もあります。しかし、だからといって「きっと大丈夫」と目を反らして、今までのやり方をごり押しするのも違うと思います。
見て見ぬふりをしても新型コロナウイルスが消えるわけではありませんので、最初は面倒でも対策をきちんと行いながら、続けていくことが大事なのかなって思います。
子どもたちの笑顔にあえてよかった
今年は沢山の夏祭りが中止になりました。そんな中でタコを掲げて商店街で楽しそうにしている子どもたちを見れたことに、とてもうれしくなりました。色々となれないことをして、今までよりも負担も大きかったですが、子どもたちがうれしそうにしている光景をみて”実施してよかったな”って思いました。
さいごに
コロナ自粛による経済的な被害は大きなものですが、幸いきちんと確定申告をしていましたので諸々の補助金や給付金によりかろうじて生活することができていますが、長い自粛生活のせいでお金よりももっと大事なものが今失われてしまっています。
それは、人と人とが触れ合って心が温かくなる瞬間。これを早く取り戻せるようになって欲しいなと心から願います。
また、自粛生活が続いたせいで対人に関する勘がかなり鈍っていることも実感しました。もしかしたら、そのような目に見えない技能等の損失の方が大きいかもしれません。これらを守っていけるような何らかの方法・取り組みが増えればいいな思います。
今回のイベント事例が、何らかの形でその一助になればいいと願っております。
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