三和本通商店街では、毎年”押しチャリンピック”という競技が”日本押しチャリ協会”によって開催されています。聞いたことないよ！っていう方がほとんどかもしれませんが、今回はこちらのイベントでバルーンアート装飾をさせていただいたのでご紹介させて頂きたいと思います。

目次

• ○  押しチャリンピックとはなんぞや？
• ○  イベントの様子は？
• ・バルーンアートのチカラ
• ・優勝争いはコンマ以下
• ・優勝者には賞金がでる
• ○  まとめ

押しチャリンピックとはなんぞや？

”押しちゃンピック”とは、歩行者専用道路である商店街内では”安全のために自転車は乗らずに押しましょう”ということを普及することを目的に開催されているイベントで、”押しチャリの美しさを競う”という競技です。

”美しさ”とは、ちょうどいい速さで正しい姿勢であることです。その審査基準として”頭にボールの入った皿を乗せて落とさないようにしながら商店街の一定区間内を歩き、より1分間に近い時間でゴールした人が勝ち”というルールとなっています。大人はピンボール、子どもはゴムボールというハンデが設けられており、大人から子供まで幅広い人が参加できる協議となっています。

頭にピンボールの入った皿を載せて真剣な顔をして商店街を歩くというなかなかシュールな光景が繰り広げられ、参加する人だけでなく、見る人も楽しむことができるという一見ばかばかしくもよく考えられた素晴らしい競技です。

イベントの様子は？

実は昨年、私も参加しましたが、これが見た目よりもかなり難しく受賞にはまったく絡むことなく負けてしまいました。しかし、なぜか読売新聞の取材を受け、名前が載ってしまったりしたのをご縁に、今回お仕事を頂くことになりました(笑)

今年は新型コロナウイルス感染防止対策として、通常2名で並走しているところを1名で走るという形に変更となっていました。また、オープニングアクトで子どもたちのダンスが披露されるのですが、こちらもビデオの上映という形になっていました。障害物や中学生たちによる妨害もなく、少し寂しい状況となっておりました。

バルーンアートのチカラ

そこで、イベント会場を盛り上げるために一役買わせて頂いたのが”バルーンアート”というわけです。

今回は制作させて頂いたのは、
・スタート地点のゲート
・ゴールのアーチ
・障害物兼空間装飾となった数本のタワー、
・受賞者へのおしチャリヘルメットをイメージした王冠
・子どもたちが描いた自転車のフィギュア
・押しチャリのマスコットキャラクター（お名前募集中！）
と、かなりの物量です(笑)

おしチャリのマスコットキャラクターは自転車に取り付けられておりオープニングランを務めました。
その後、フォトスポットとしても活躍し参加者の人達が沢山写真を撮っていかれる姿が印象に残っています。

優勝争いはコンマ以下

今回優勝された方は、全国の様々なご当地協議に参加し続ける国内限定お祭り男。
なんと、ピンボールを一つも落とさずに、誤差０．０４秒という圧倒的な数値をたたき出しました。

実はこの直前にも女性の方がピンボールを落とさずに誤差０．３５秒という数値をたたき出し、これは優勝が決まった！と思った直後のこの成績。なかなかの見ごたえがありました。

優勝者には賞金がでる

結局、今回受賞した全員がコンマ以下の成績という驚異の結果となりました。しかも、優勝者は今回が初参加。

優勝者には、メダルと賞状と商品券が送られ、さらに”押しチャリヘルメット”をかたどったバルーンの王冠が送られました。自分で作っといてなんですが、かなり良い光景だったとおもいます(笑)
実は、毎年コスプレで参加される方も多く、コスプレ専門の賞もあるようですが今回は審査員となる中学生がいないことからこの賞はなくなりました。

少し寂しいですが、それでも20名の参加者が真剣に競技に挑む姿はとても楽しい光景だったと思います。参加された皆様本当にお疲れ様でした。素直にすごいとおもいます。

まとめ

ということで、今回withコロナで内容が縮小されたものの、沢山の方々の熱い想いで開催された押しチャリンピックは大盛況で幕を閉じました。来年はコロナも終息し、もっと盛大に開催されるといいなと思います♪