接触通知アプリ(COCOA)に通知があったらどうする?対応事例について
2022/01/29
こんにちは。風船使いたけむぅーです。
新型コロナウイルスのオミクロン型の感染拡大がものすごいですね。
我々イベントに携わる人間は、苦境に立たされながらも、感染予防対策をとりながら安心安全にイベントが行えるように、様々な対策を行いながら、日々細心の注意を払って業務を行っています。
その中で、多くの方が登録していると思われる、新型ウイルス接触通知アプリ「COCOA」。これまで、色々な不具合もありつつ批判もあったこのアプリですが、「ないよりマシ」と一応使用しています。
そんな「COCOA」からもし通知がきたら…皆様どう対策をとるか決めていますか?
今回は、実際にあった事例を様々な名前を伏せてご紹介したいと思います。
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仕事の前日、夜中に突然通知がきた
昨晩、私のところにあるスタッフからLINEで連絡が届きました。
「COCOA」から1/20に接触があったと先程突然通知がきました。その日は家族意外には、唯一車屋さんに行った時に15分以上話した人がいます。確認を取りたいが夜中なので連絡がつかない。もしその方なら、お店なのでマスクもつけていたし、飛沫防止用のアクリル板越しで店内も換気されていた。熱もないし他の症状もない。しかし、不安だが明日の仕事はどうしたら良いでしょうか?」(要約有)
この連絡が来た時点で22時、たまたま打ち合わせの電話をしていて、私が気付いたのは23時だったので、ディーラーさんには連絡の取りようがありません。ディーラーさんのホームページを確認しても、感染者が出たなどの情報は掲載されていなかったので、あくまで推測でしかありませんでした。
濃厚接触者の定義とは?
感染可能期間において、陽性者と接触した方のうち、以下に該当する方です。・陽性者と同居している。・陽性者と手が触れることのできる距離(目安として1メートル)で、どちらか一方でもマスクを着用せず(鼻出しマスクや顎マスク等、マスクの着用が不適切な状態も含む)、15分以上の会話があった。
https://web.pref.hyogo.lg.jp/kf16/corona210903.html
上記は兵庫県のホームページから抜粋しています。こちら自治体によって微妙に異なるようですが、概ねは同じような内容です。
ここで大切なのは、COCOAの通知=濃厚接触者には該当しないということです。
あくまでも「15分以上一緒にいたよ!」とお知らせしてくれるだけで、通知が来たからと言ってすぐさま隔離しなければならないというわけではないんですね。
クライエント様と相談し出した結論とは?
夜中でしたが、至急案件だったためにすぐに担当者さんに連絡を取り状況を伝えました。
オミクロン潜伏期間は3〜4日程と言われてます。期間も経っているし無症状のため感染している可能性はかなり低いと思われるが、ただ、確実とは言えない状況ではあります。
検討した結果、現地の担当者様に「家庭用の抗原検査キット」を早朝に届けて頂き、その検査結果次第で判断するという結論に至りました。
結果は「陰性」一安心
早朝の検査結果は「陰性」ということで、最終的にそのまま稼働していただくことになりました。ひとまず安心です。
その後、やはりディーラーさんが陽性者だったことが判明し、感染予防対策がしっかりされていたので、保健所により「濃厚接触者には当たらない」と正式に判断されました。
仮に濃厚接触者としてもオミクロンの場合は、20日を0日目として7日間の健康観察をすればいいらしいのでもう大丈夫だということです。
今回思ったこと
まず、今回ディーラーさんから連絡がなかったので、もしも通知アプリがなければそもそも知らないまま出勤していたということ。もしも、陽性だった場合、知らない間に感染して知らない間にクラスターを作っていたかもしれないということです。濃厚接触者ではないので感染していた可能性はかなり低いとは思うのですが、オミクロンの感染力はかなり高いので、万が一があるかもしれません。そうした可能性を事前に防げたので、接触通知アプリがあって良かったなと思います。
次に、前日にいきなりこのような事態になった場合のために簡易検査キットが非常に有効だということです。不足しているというニュースもありましたので購入を控えていましたが、今回のことを受けて、いくつか備蓄しておくべきだと思い本日早速購入しました。
「濃厚接触者ではないから大丈夫だろう」という判断だけで出勤することもできたかもしれませんが、検査で「陰性」と出たことで安心して出勤してもらう事ができました。本当に便利です。
まとめ
ということで、これまでなんとなく入れていたCOCOAですが、今回の事例によって様々な学びがありました。
今回のケース、普通の代わりのいる仕事なら大事をとって休むかもしれませんが、バルーンアーティストというのはなかなか替えの聞かない特殊な技能かつ、集客には欠かせない仕事ですので、簡単に休むわけにはいきません。
かといって、通知が来た以上、安易に「大丈夫」と言うわけにもいかず、非常に悩ましい案件でした。
判断はクライエントによっても様々かと思いますが、大切なことは様々な情報や資源を参考にした上で、どのようにすれば安心安全に業務を行える方法を模索し、冷静に判断することだと思います。
今回、スタッフも包み隠さず冷静にわかりやすく速やかに状況を知らせてくれましたのでスムーズに対応ができました。クライエント様もこちらの情報を冷静かつ信頼して受け止めてくださいました。その事が一番良かった事だと思います。
その理由は、もし、コロナ感染することや濃厚接触者になることを過剰に恐れ、責めたり、差別するような風土があれば、隠してしまったり、連絡が急にとれなくなってしまうなどのトラブルに発展したかもしれないからです。
楽観視することはいけませんが、過剰に恐ることも同じくらい良くない事ですね。
そして、このようなご時世だからこそ、普段からのコミュニケーションや信頼関係が最も大切だと気付かされました。非常に良い経験になりました。
感染者は日々増えております。濃厚接触者や感染者が出た場合のルーティンは既に色々と検討や取り組みがされていることと存じますが、皆もしCOCOAに通知がきたらどう対応するかについても、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。このブログが皆さんの参考になれば幸いです。
たけむーでした(*⁰⁰*)
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