こんにちは。たけむーです。

最近フラワーバルーンの認定講師の資格を取得しましたが、実はややこしい事にバルーンフラワーというものが昔からあります。

どっちがどっちやねん！と思われる方も多いと思いますので、ブログにしてみます（笑）

■フラワーバルーンとは？

日本フラワーバルーン協会©️によりますと、PVCバルーンと呼ばれる透明の風船の中に、沢山の造花を入れてラッピングした韓国風のものをフラワーバルーンと言います。

同じような透明なバルーンに、アクアバルーンと言う商品もありますが、こちらは柔らかく、膨らませ易い代わりに沢山のお花を入れることが非常に難しく、割れ易いのが特徴です。少量のお花でラッピングされているものは大抵の場合アクアバルーンが使用されています。

反対に、PVCは固くて扱いが難しく膨らませにくいですが、その代わり割れにくく、沢山のお花を入れてから風船越しに花を触っても簡単には割れません。

どれだけ沢山のお花が入ってるのか…が、フラワーバルーンの作り手の技術を測る一つの尺度にもなりますね。

■バルーンフラワーとは？

風船技師ねる@neru_mono
さんのバルーンフラワー教室
鳥と森 受講しました
同じ花を作っても
毎回初心者に戻ってるの
なぜだろう(´･ω･`)
#バルーンアート　 #バルーンフラワー　#ねるさんのバルーンフラワー教室 pic.twitter.com/1ABOlpajr5

— かよるん  PIKACO (@smile_kayococo) July 6, 2022

バルーンフラワーとは、”ゴム風船を膨らませずに様々な方法で加工し、形を作り上げていくもの”と、Tokyo Balloon FlowerのHPに記載されています。

針金を入れて変形させ花びらを作り、それを組み立てるというのが主流です。

こちら、海外ではファンタジーフラワーと呼ばれていたものですが、バルーンアーティストとして有名なデイジーバルーンの細貝さんがバルーンフラワーとして日本で普及させているそこそこの歴史あるアートです。

■フラワーバルーンがバルーンフラワーとして販売されている

この２つ、名前が似てるせいで、バルーンフラワーと検索しても最近人気のフラワーバルーンが出てきてしまいます。

そのせいで、フラワーバルーンの名前をバルーンフラワーと勘違いしたのか、もしくはSEO対策のなのか、フラワーバルーンをバルーンフラワーとして販売している業者が多数出てきてしまっています（笑）

販売業者の方も広告に力を入れますから、今やバルーンフラワーと検索しても従来のバルーンフラワーはぜんぜん画像検索に出てきません。

■経済を伴う商品は強い

バルーンフラワーは面白いアートです。

え？これもバルーンなの？と皆を驚かせるにはもってこいのコンテンツです。

ただ、そもそもバルーンやバルーンアートが好きという要素がないとあまり価値を示さないため興味を持つ人の母数も少なく、作る手間や費用を考えると高価なものになるため、あまり単体で数は売れません。

対して、フラワーバルーンは一般ウケも良く、比較的安価で、商売として成り立ち易い要素が沢山あるので、まだまだ知名度は少ないものの、沢山の方が興味を持っているコンテンツです。

従って、ネット検索上でのバルーンフラワーの知名度は既にほぼ皆無になってしまっているのが現状です。

やはり、経済を伴う商品は強い…ですね。

■まとめ

バルーンフラワーとフラワーバルーンの違い分かりましたでしょうか。

ややこしいですが、お花の入った風船「flower in balloon 」で、フラワーバルーンだと覚えたら間違えないのかな？

作り方が知りたい！レッスンを受けたい！という方はお気軽にお問い合わせください。

ちなみに、桔梗のことをballoon flower ともいうそうです。蕾が膨らんでるからだそうな。

フウセンカズラじゃないのね（笑）

というわけで、たけむーでした！