バルーンアーティストの相場・依頼方法｜イベントを盛り上げるならプロに頼もう！

バルーンアーティストやバルーンパフォーマーを呼んでイベントを盛り上げたい！けれど、費用や流れが分かりづらいし、どんな人を呼んだら良いかわからない。そんな風に思ったことはありませんか？今回は、そういった場合の依頼に関する費用の相場やご依頼の際に注意すべきポイントについてご紹介したいと思います。

バルーンアーティストとは？

バルーンアートは大人から子どもまで幅広く愛される楽しいツールです。ちょっと勇気を出してコツを習えば、誰でも1本の風船で簡単に可愛い動物や武器を作ることができます。しかし、バルーンアートは非常に奥が深く、何本もの風船を使用したり、さまざまな種類の風船を利用することで複雑でアーティスティックな作品を作ることや、リアルな造形をすることも可能です。そうした一般の人にはちょっと真似できないバルーンアート作品を制作したり、人前で疲労したりできる人のことを「バルーンアーティスト」と呼びます。

バルーンアーティストに依頼する理由とは？

バルーンアートは大人から子供まで幅広い層に楽しんでいただけるので、親子で参加できるイベントには欠かせないツールです。特に簡単な剣や犬などといった基本的な作品は、少し練習をして時間をかければ誰でも作ることができるので、ちょっと練習すれば、素人でも子どもにプレゼントして喜ばれたり、ワークショップを行ったりすることが可能で十分喜ばれます。ですので、一般的な考えでは、わざわざ費用をかけてプロのバルーンアーティストに依頼せずとも職員やボランティアやアルバイトに任せればいいのではないかと感じることも多いのではないかと思います。しかし、バルーンアーティストに依頼することはそれ以上のいくつかの大きな理由があります。

まずは、一般の方が作れない高いクオリティの作品を限られた時間の中でより多くの人に配ることができるという点です。例えばオーソドックスなプードルであれば、一般の方が２〜３分程度かかることに対して、バルーンアーティストは３０秒〜１分程度で高いクオリティのものを制作することができます。バルーンアーティスト1人に対し、アルバイト3〜4人程度の効果が期待でき、さらにはレパートリーも豊富で高いクオリティを発揮するため大人の方も楽しめるため、費用対効果が非常に高いといえます。

次に、バルーンイベントに関する幅広い知識と経験を有していることです。小さな規模のイベントでは特に主催者やスタッフがイベントに慣れていない事が多いのではないかと思います。そうした場合でも、相談すればさまざまな方法や注意点についてお客様にアドバイスすることができ、現場で相談しながら臨機応変に対応してくれるので、任せて安心であるということがたくさんのスタッフに指示をしなければならないイベントにおいて大きな意味を持つはずです。

そして、外部からゲストを呼ぶことで、特別なイベントであるということを演出することができます。バルーンアートと言っても作り手によって大きな差がありますが、ちゃんとしたバルーンアーティストが来ているという事をPRすることによって集客UPが期待できます。地元で「ここで貰えるバルーンはすごい」と評判になれば、毎年楽しみにイベントに参加してくれる人が生まれてくるはずです。

バルーンアーティストに依頼する費用について

バルーンアーティストに依頼する際、費用が分かりづらいことが最も厄介な部分ではないかと思います。アーティストを呼ぶ費用は、その知名度や技術レベルや地域相場によって様々です。そして、イベントの規模やスケジュールによっても大きく変動します。例えば、屋外ステージやホテルなどで100人以上を想定したパフォーマンスができる方と、どこかの施設で数十人を相手にしたショーができる方では報酬に大きな差があります。また、配布に関しても1時間にどのレベルの作品をどの程度配布することができる方なのかで大きな差が生まれます。更に、使用する機材やその準備にかかる時間など一般的には分かり辛い部分でもその費用には大きな差が生まれます。そのため、内容をお伺いするまで明確な金額ができないというのが実情です。

上記を踏まえて、弊社の参考事例をご紹介させていただきます。

（１）大阪市内の歯医者様での夏祭りイベント

実施時間：11：00〜16：00（内60分休憩）　30分前入り

想定人数：150名程度

内　　容：来場した子供達に2〜３本程度の動物やキャラクターなどのバルーンを配布

費　　用：4万円（税別）＋交通費

来場方法：社用車

演　　者：指名なし

（２）神戸市内夏祭りイベント

実施時間：10：00〜15：00　45分出演×4回　9：00入り

想定人数：不明

内　　容：来場した子供達に2〜３本程度の動物やキャラクターなどのバルーンを配布

　　　　　じゃんけん大会用バルーン持ち込み

費　　用：8万円（税別）交通費込

来場方法：社用車

演　　者：指名あり

（３）兵庫県内公共施設でのパフォーマンス

実施時間：13：30〜15：00　10：00入り

想定人数：５０名程度

内　　容：バルーンパフォーマンス３０分程度＋ワークショップ

費　　用：7万円（税込）交通費込

来場方法：社用車

演　　者：指名あり

（４）ショッピングモールでの携帯イベント装飾＋配布

実施期間：①制作：12：00〜23：00　②10：00〜18：00（内９０分休憩）

想定人数：1000名以上

内　　容：①ステージにおけるフォトスポット制作×２（展示期間３日以上）

　　　　　②アーティスト２名体制でバルーン配布（２日間）

費　　用：約55万円（税別）宿泊費・交通費込

来場方法：社用車

演　　者：指名あり

（５）都内コインランドリーオープニングイベント

実施時間：10：00〜18：00（内90分休憩）

想定人数：不明

内　　容：１〜２本の簡単なバルーンアートの配布

費　　用：3万円（税別）

来場方法：公共交通機関

演　　者：指名なし

バルーンアーティストの選び方

バルーンアーティストに依頼する際に困るのが、誰に依頼したら良いかという点です。バルーンアーティストは国家資格が必要というわけではありませんので誰もが自称する事が可能です。資格も全て民間資格で、そこには様々なビジネス的な意図がありますので一つの参考程度にしかならないでしょう。バルーンアーティストを選ぶ際に最も重要なことは、そのアーティストの実績です。イベントは水物ですので常に状況が変化するため、経験豊富なアーティストか又は会社に依頼する事が最も重要です。さらに、バルーンアートの業務は多岐に及ぶため、お客様が依頼したいと思うジャンルの実績があるかどうかがポイントです。例えば、パフォーマンスの実績しかない方にパフォーマンスを依頼することはできませんし、その逆もできません。ブログやインスタグラムなどのSNSを参考にして依頼するようにしましょう。また、イベント会社などに依頼するとそのような手間を省いてくれますが手数料がかかる事が殆どです。大規模な会場で、設営にかかわる什器や機材、MCや警備スタッフなどを総合的に依頼する場合はイベント会社に依頼する方がスムーズですが、個人レベルや小規模なイベントの際は直接依頼するほうがメリットが大きいでしょう。そして、最も確実な方法は、実際に出会った素敵だと思うバルーンアーティストに問い合わせるのが一番です。

バルーンアーティストに依頼する際の注意点

バルーンアーティストに依頼するにはいくつかの注意点があります。まず一番大事なことは、日程に余裕を持って依頼することです。大規模なイベントであれば、１年から半年前までには出演依頼が来ています。一般的な目安としては２〜３ヶ月前、最低でも１ヶ月前には連絡しないと実力のあるアーティストの土日祝日のスケジュールはほぼ埋まっています。ただ、稀にぽっかりと空いている日程もあるので、ダメ元で声をかけてみるのはありかもしれません。その場合は少しサービスしてくれる方もいますので空いていればラッキーです。

次に、大事なことは依頼を一度確定させると、キャンセルした場合にキャンセル費用がかかる場合があるということです。依頼する際は必ずキャンセル規定についても確認してください。大雨で中止になってもキャンセル料が発生するケースがありますのでご注意ください。こうしたやりとりも含めて、後々にモメることがないように、必ずメールや書面でやりとりを行うようにしましょう。個人のアーティスト、特にパフォーマンスがメインの方は、企業などでの社会経験がない方も多くいらっしゃいます。イベント業界の常識は世間一般とは少しかけ離れていることも多いので、少しでも不安な事があれば細かく確認をとって書面で残すようにしておいてください。様々な実績があるアーティストや企業は、こうした手間や不安を省けるという点で非常に大きな意味があります。

そして、イベント会社や他のアーティストに紹介を受けたアーティストに直接依頼する行為は業界内でNG行為となる場合が多いため、紹介を受けた人と今後直接やりとりをしても良いかどうかは、紹介者に確認する事をお勧めいたします。快く良いと言ってくれる方もいますが、事務所や会社に所属している方や師弟関係の方は基本NGです。後々そのアーティスト自身が困ることになり、引き抜き行為のある依頼者には良い方を紹介してもらえなくなりますので定期的に依頼する場合は直接声をかけるのはやめたほうが良いと言えるでしょう。

バルーンアーティストを依頼する際の流れ

バルーンアーティストを依頼する際の必要事項に関しましては、弊社HPのお問い合わせフォームに記載してありますのでそちらをご参照ください。そのままポチっと依頼していただいても結構です（笑）もし、詳細がわからない場合は、メールに記載していただくか、お電話にてご相談ください。計画段階である場合であれば、様々な事例をご紹介させていただきつつ、費用のご相談に応じます。ぜひ、お気軽にお問い合わせくださいませ。