<初心者でも簡単>バルーンアート用の風船の選び方について
2020/04/30
こんにちは。風船使いたけむぅ~です。
Youtubeでバルーンアートの作り方が色々と紹介されていますが、”風船はどこで買えばいいの?”とか”どんな風船を買えばいいの?”と疑問に思っている方は少なくないと思います。そこで今回は初心者でも簡単にわかりやすく風船の選び方をご紹介させていただきます。
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目次
- ○ 風船を選ぶための基本知識について
- ・細長い風船はなんて名前?
- ・サイズが色々とあるよ
- ・260とはどういう意味なのか?
- ・(補足)どうみてもサイズ感がおかしい
- ○ 風船メーカーによる品質の違いについて
- ・見た目の違いについて
- ・クオラテックスの特徴
- ・センペルテックスの特徴
- ・ジェマールの特徴
- ・気になるお値段(価格帯)について
- ・ズバリ!シンプルな選び方について
- ・その他の風船について
- ○ おわりに
風船を選ぶための基本知識について
まずは、風船を選ぶための基本知識をご紹介いたします。
細長い風船はなんて名前?
バルーンアートに使う”細長い風船”には色んな呼び方があります。
"マジックバルーン"をはじめ、”ツイストバルーン”や”ペンシルバルーン”等、商品や販売店によって様々な呼び方がされています。これらは全て、基本的にはひねっていろいろな形を作ることを前提に作られた風船なのです。
ちなみに、同じ細長い風船でも”ジェット風船”は捻るためのものではなく飛ばすものですので間違えないようにしましょう(笑)
サイズが色々とあるよ
細長い風船には色んなサイズのものがあります。
主に使われるのは”260”と呼ばれるサイズで写真の真ん中のものです。
また、その左が”350(or360)”で右が”160”というサイズになります。
一般的なおもちゃ屋さんでは殆ど”260”しか扱っていません。
風船の専門店などにいくと、その他のサイズを購入することができます。
260とはどういう意味なのか?
メーカーや販売店の説明によると、この数字は風船を最大にふくらました時のサイズを意味しているそう。最初の数字が風船の幅、残りの2つの数字が長さを意味しています。これらは”インチ”で表記されています。
つまり”260”とは、幅が”2インチ”、長さが”60インチ”を意味しており、これらをセンチに直すと、1インチ=2.54cmなので、幅が約5cmで長さが約152cmの風船ですという意味です。
(補足)どうみてもサイズ感がおかしい
では実際に計ってみると、260はどう図っても幅が4cmくらいしかありません…
350も約6.5cmくらいで、1cmほど足りませんし、160に至っては3cm以上あります(笑)
この辺がバルーンアートがもともと海外から入ってきたという雰囲気を醸し出しているところだと思っておおらかな心で受け止めましょう。
風船メーカーによる品質の違いについて
風船は自分にあったものを選ぶのが一番いいと思います。どれも一長一短ありますので参考にしてみてください。あくまでも個人的な主観の部分がありますので、一つの参考程度にしていただければと思います。
見た目の違いについて
膨らませていないときの風船の見た目は殆ど一緒です。しかし、風船の末端部分にメーカーによる違いが最も分かりやすく現れます。
写真の左から、センペルテックス、ジェマール、クオラテックスとなっています。センペルテックスは先が尖っていて、クオラテックスは丸く、ジェマールはそのちょうど中間という感じです。風船が混ざってしまったときはこれで見分けましょう。
クオラテックスの特徴
プロが進める最高品質といわれている、現在世界で最も多くのシェアを誇るバルーンメーカーの風船です。最大の特徴は風船の扱いやすさ。薄く柔らかいので捻りやすく伸びがいいので様々な形状を表現することができます。風船には光沢があり高級感があります。色も豊富にあり、それぞれの色が組み合わせで調和するように計算されています。
また、近年Chromeというメタリックカラーのシリーズが登場したことにより、従来になかった高級感のある作品を表現できるようになりました。私もこちらの風船を主に使用しています。
私が今日書いた風船メーカーの名前で検索すれば、楽天、Amazon、その他色々な取り扱い店が出てきますので検索してみてください。
センペルテックスの特徴
センペルテックスの良い所は、色の豊富さと硬さです。
他メーカーにはない特徴的な色が沢山あり、特にパールカラーが豊富にあるため重宝します。
クオラテックスに比べてやや硬く、ドレス等の編み込みがやりやすく長持ちします。
またクオラテックスに比べて安価なので購入しやすいというのが良い点です。
硬いのでクオラテックスにくらべて捻っていて疲れるという所と、先端にゴムだまりがあって分厚くなっているため、プードルのしっぽの先が少し尖ってしまうこと、丸い風船だと影ができてしまうのが難点です。
尚、この風船はナランハバルーンカンパニーという会社でしか購入することができません。
ジェマールの特徴
最近、キッシーズで販売されているイタリア製のバルーンです。
色の種類は少なくパールやメタリックなどは存在しませんが、女性にマカロンカラーが人気です。最大の特徴は費用対効果の良さ。他のどのメーカーの風船よりも安く使用できるうえに、センペルテックス並みの品質を持っています。趣味で風船をひねったり、練習をしてみたい方にはお勧めできる風船です。
キッシーズネットに登録すれば、値段と共に表示されるようになります。
気になるお値段(価格帯)について
細長い風船はだいたい100本入りで売っています。1本あたりの値段にすると5~10円くらいです。
遊んでたらあっという間になくなりますし100円均一の安い風船でハラハラドキドキして怖い想いをするよりも、きちんとした専用の風船を購入することをお勧めいたします。
高価な順に記載しますと、クオラテックス>センペルテックス>ジェマール=ひねっちゃおライトとなっておりますので参考にしてください。
ズバリ!シンプルな選び方について
あくまでも個人的な感覚としては…
・品質重視、フィギュア制作向け=クオラテックス
・色重視、編み込み制作向け=センペルテックス
・値段重視、量産する人向け=ジェマール
と、考えるとシンプルでいいかもしれません。
その他の風船について
その他、国内で製造しているものやパッケージだけ変えて中身を上記の風船にしている所などがあります。中でも、最近私が注目しているのが、キッシーズネットだけで売られている”ひねっちゃおライト”です。
これ・・・どう考えても中身がアレなんですよね…キャッチコピーもプロが認める高品質!って書いてるし(笑)こちらYoutubeにて使用感のレポートをしておりますので、ぜひご覧ください!試す価値ありです!!
おわりに
ということで、いかがでしたでしょうか?
今回は初心者のかたでも簡単に風船を選ぶためのポイントをご紹介させていただきました。
最後のダークホースだけは、ご自身でお確かめください…(笑)
風船って本当に奥が深いので、ぜひ色々と遊んでみてくださいね。
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