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新登場!タフテックス260Tを徹底分析!世界一の代替なるか?

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新登場!タフテックスを徹底分析!世界一の代替なるか?

新登場!タフテックスを徹底分析!世界一の代替なるか?

2024/11/25

こんにちは!風船使いたけむぅーです。今回は、新しく登場したツイストバルーンのブランド「TUFTEX(タフテックス)260T」についての使用感をご紹介します。

TUFTEX 260Tとは?

タフテックスは、その名の通りタフなラテックス、つまり、耐久性や持続性の高さを売りにしている世界的なバルーンメーカーです。これまでは装飾をメインとした丸い風船などを中心に生産されていました。そその有名ブランドから、10月末ごろに260シリーズ、つまり細長い風船を発売し注目が集まっています。

260Tが注目されている理由

260Tが世界から注目されているのは、なんと、今年7月に倒産した世界トップシェアのバルーンブランド、クオラテックス社のカナダ工場を買収し、その技術を取り入れて製造されているという噂が流れているからです。

クオラテックスとセンペルテックス

クオラテックスが倒産するまでは、基本的にはセンペルテックスとクオラテックスの2社が主流となっていました。センペルテックスはクオラテックスに比べて表面の劣化が早く、更に硬いので手への負担が大きいことを理由に、単価が高くとも私はQ社を愛用しておりましたが、センペルテックスの方が単価が安く、カラーラインナップも豊富でした。更に、晩年はクオラテックスの品質が低下し、カラーラインナップも激減したため、センペルテックスが圧倒的優位を誇っておりました。

260Tサンプルいち早く入手して検証

というわけで、新しく登場した260Tは一体どんなもんなのか?私は10月にいち早くサンプルを入手し、早速実証実験をしてみました。

センペルテックスとの比較

今回は、現在国内で最も主流となっているセンペルテックスとの比較検証を行いました。写真では、右側がセンペルテックス(S社)、左側がタフテックス(T社)となっています。ペンの影響も検証するため、左足に名前を書いてみました。

また、サンプルが黒と白しかなかったので、お腹の部分は二枚重ねになっています。

全盛期クオラテックスの輝き

こちらは制作直後の写真です。左のS社に比べて、T社の輝きや黒の深みが強いのがお分かりいただけますでしょうか。これが私が愛用していたクオラテックスの黒の輝きです。膨らませた瞬間、「はわわわわ」と思わず感動いたしました。

撚り心地はどう?

感想としてはクオラテックスよりやや固め、センペルテックスよりは柔らかめという印象です。ある意味ちょうど良いのではないかと思います。

ゴム臭さとか匂いはどう?

意外と大事な匂いですが、こちらも気になりません。安物のバルーンだと、石油のような特有のゴム臭さがありますが、T社はそのようなこともありませんでした。

味も検証

味も特に問題なく、嫌な感じはありませんでした。

え?味!?と思われそうですが、パフォーマンスで口で膨らませる私たちにとってはかなり重要なことです。めちゃくちゃ苦い風船とかたまにあります。成分としてもあまり体によくなさそうですよね。

細らせ、太らせ自由自在

また、薄く伸び、柔らかいと言う特徴のあるQ社ではやりやすかった、細らせるという技がT社でも非常にやりやすいということがわかりました。上の写真は少しわかりづらいですが、260Tの先端を160サイズにまで細らせています。260Sだと、先端が分厚く固く綺麗に細らせることができません。また、ここまで細くするのも難しいですが、T社はQ社の特徴を引き継いでいますので、表現の幅がS社よりも広いことが、わかります。

翌日の様子

形はほぼ変わらないが、黒の表面の部分がT社の方が艶感が残っていることがわかります。

5日後の様子

上は5日後のバルーンの様子を撮影したものです。ほとんど形はかわりませんが、S社はやや鼻の黒が小さくなっていることと、ペンで文字を書いた部分が、S社が早く萎み、黒の光沢が完全になくなっていることがわかります。対して、T社は、ややマット感はあるものの光沢を維持し、ペンで描いた部分も他よりは萎んでいるものの、長持ちしていることがわかります。

8日後の様子

どちらともシワが目立ってきました。T社の方が薄くのびる材質のためか、シワが多い印象があります。

2週間後の様子

どちらともほぼ同じくらい萎んでいます。ちなみにらここから1週間さらに放置しましたが、やや小さくなった後、ほぼ変わらずでしたのでここで検証終了してます。

検証結果

今回の検証結果から、少なくともT社は表面の劣化がかなり遅く、空気の持ちはほぼ同等であることがわかりました。また、薄く軟からかいので細かい造形がしやすいこともわかりました。

結論としては、タフテックスはクオラテックスにかなり近い特徴を持つバルーンであり、やや固くなっていることから、さらにタフテックスとして改良が加えられていると推測されます。

この感じならば、少なくとも透明色(クリアなど)に非常に期待が持てると思います。

実際発売された感想

検証後に一部のカラーが発売されました。早速クリアを購入したところ、期待通りの透明度です。またセンペルテックスと違い、表面劣化が遅いので長く透明の美しさを楽しむことができそうです。

アイボリーが再登場!!!

そして、更に!!!私が愛用していたけれどジェマール以外の全てのメーカーで廃盤となったアイボリーがタフテックスで取り扱われる様です!名前はアイボリーではありませんが、これはアイボリーです!笑

これはほんとに嬉しい。いくらお金を積んでも欲しい色だったので、これからタフテックスを買うことは約束されたも同然ですね!

早速アイボリーを使用しました

嬉しくなったので、早速くまむぅー復活させてみました(笑)鼻と耳にタフテックスを使用しています。それ以外はセンペルテックスです。これからモカブラウンやワイルドベリーなどの、愛用していたカラーラインナップがどんどん復活していくと嬉しいですね!

肝心のお値段は?

で、肝心のお値段ですが…やはりちょっとお高いですね!品質が良いので仕方ないですが。そのため、他社が100本入りであるのに対し、50本入りとなっています。数を使うとちょっと痛いので、当分は黒やクリア、アイボリー(薄黄色)など、他社で足りない色や劣化が目立ちやすい色を中心に置き換えて行きたいと思います。

まとめ

というわけで、タフテックスの感想はいかがでしたでしょうか?タフテックスは値段のこともあり完全にプロ仕様といえるでしょう。

他にもジェマールやカリサンバルーンなど、クオラテックスの代替えとなるバルーンブランドが様々登場していますが、私の感想としては、今の所センペルテックスとタフテックスの二刀流がベストだと思います。他の方も言ってますが、カリサン、ジェマールはマジで捻りにくい。ぜひ、気になる方はタフテックスのご購入をお勧めします!それではまた!

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